有職故実(上) (講談社学術文庫)

有職故実(上) (講談社学術文庫)

石村 貞吉 / 本

有職故実(上) (講談社学術文庫) - 石村 貞吉による有職故実(上) (講談社学術文庫)は講談社 (1987/8/4)によって公開されました。 これには350ページページが含まれており、本というジャンルに分類されています。 この本は読者からの反応が良く、8人の読者から4.7の評価を受けています。 今すぐ登録して、無料でダウンロードできる何千もの本にアクセスしてください。 登録は無料でした。 サブスクリプションはいつでもキャンセルできます。

有職故実(上) (講談社学術文庫) の詳細

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タイトル : 有職故実(上) (講談社学術文庫)
作者 : 石村 貞吉
ISBN-104061588001
発売日1987/8/4
カテゴリー本
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有職故実(上) (講談社学術文庫) - 内容紹介 国文学及び日本史学、更に文化史・風俗史研究に密接不離の関係にある有職故実の変遷を辿った本書は、昭和31年刊行当時わが国の儀式典礼や風俗資料を集大成したものとして高く評価されながらも久しく世に出ることのなかった稀覯本(きこうぼん)である。この度学術文庫に収録するに当って上・下巻に分け、上巻には「官職位階」「平安京及び大内裏」「儀式典礼」「年中行事」等を収め、引用文以外は現代表記に改めて広く学界への寄与に努めた。 内容(「BOOK」データベースより) 国文学及び日本史学、更に文化史・風俗史研究に密接不離の関係にある有職故実の変遷を辿った本書は、昭和31年刊行当時わが国の儀式典礼や風俗資料を集大成したものとして高く評価されながらも久しく世に出ることのなかった稀覯本である。この度学術文庫に収録するに当って上・下巻に分け、上巻には「官職位階」「平安京及び大内裏」「儀式典礼」「年中行事」等を収め、引用文以外は現代表記に改めて広く学界への寄与に努めた。 著者について 【石村貞吉】 明治9年(1876)東京生まれ。東京帝国大学文科大学史学科卒業。愛知県立第一中学校校長。東京女子大学教授。同名誉教授。昭和48年没。主著『新註平家物語』『風俗と文学』『有職故実研究』『源氏物語有職の研究』など。
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有職故実というのは幾度か聞いたことがあるし口にしたこともあるが、実際にはどんなものなのか確かめたことはなかったので、今回この著作を読んでみた。全二冊で構成されているこの著作は、上巻が官職・位階、平安京及び大内裏、儀式典礼、年中行事を、下巻が服飾、飲食、殿舎、調度・與車、甲冑・武具、武技、遊戯を収録していて、上巻全体を見渡すと、天皇陛下を中心とする圏の秩序について纏めた構成になっている。最初の「緒言」で有職故実の沿革を示しているのが、その研究自体の意義をはっきりさせる役目を果たしていて、わかりやすい。官職・位階については和田英松「官職要解」に比べると簡便だが、その分把握しやすい。平安京及び大内裏については、図が文章に併せて適宜収録してあればもっとわかりやすいだろうと思った(下巻に一葉ある)。儀式典礼と年中行事については、後に民衆に天下っていく儀式や祭りの原型として読むと興味深い。全体を振り返ると、中国の唐王朝がどれだけ強く朝廷の様式に影響を与えたかということがよくわかる内容だった。もちろん後には中国の様式をことごとく換骨奪胎していくのだが、からごころの影響の大きさを改めて思った。

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