日本美の再発見 (1962年) (岩波新書)
ブルーノ・タウト / 本
日本美の再発見 (1962年) (岩波新書) - ブルーノ・タウトによる日本美の再発見 (1962年) (岩波新書)は岩波書店; 増補改訳版 (1962/2/20)によって公開されました。 これには394ページが含まれており、本というジャンルに分類されています。 この本は読者からの反応が良く、13人の読者から4.3の評価を受けています。 今すぐ登録して、無料でダウンロードできる何千もの本にアクセスしてください。 登録は無料でした。 サブスクリプションはいつでもキャンセルできます。
日本美の再発見 (1962年) (岩波新書) の詳細
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タイトル : 日本美の再発見 (1962年) (岩波新書)
作者 : ブルーノ・タウト
発売日1962/2/20
カテゴリー本
ファイル名 : 日本美の再発見-1962年-岩波新書.pdf
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日本美の再発見 (1962年) (岩波新書) -
カテゴリー: 本
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タウトの桂離宮讃美はよく知られているが、誤解されているとまではいわないが、一知半解の気はまぬがれない。タウト以前の日本の論者も桂離宮を評価していた事は確かだが、それはせいぜい、桂離宮の簡素さがモダニズムに通じているという表面の類似にすぎない。たしかにタウトもその様な指摘をしているが、彼は、桂離宮が「文化を有する世界に冠絶した唯一の奇跡」とまで絶賛する。それは、桂離宮には、パルテノンやゴシック大聖堂や伊勢神宮より「永遠の美」が示されているからだ。(26頁)そして、「桂離宮における同一の精神をもって創造せよ。(中略)桂離宮に示された原理こそ、絶対に現代的であり、また今日のいかなる建築にも完全に妥当するのである」(26頁)とまで言う時、タウトが世界の建築すべてに通じる美の規範を桂離宮に見いだしていた事がわかる。これは、日本特有の美ではなく。世界の建築すべてに当てはまる美である。その意味で、この書が「日本美の再発見」と訳者によって題されたのは、誤解を生む原因になったかもしれない。タウトは、ローカルな事柄から普遍的な事柄を論じたのだから。訳文がこなれているので、本当に惜しい。この題名がなければ、☆4つだったのに。残念!!
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